既に来年のU-17 W杯の出場を決めているAFC U-16選手権2016。
ぜひ優勝したいところですが、久保くんが大量不良のためベンチスタート。

序盤は完全にイラクペース。ピッチコンディションが悪くてボールが走らず
それに苦しむ日本に対し、スピードがあり空中戦で勝てるイラクは
ロングボールをうまく使っていました。

前半19分の失点も、自陣ペナ内でハイボールの競り合いに負け、
その後すぐに立ち上がったイラクの選手のシュートはDFの足に当たり
コースが変わったためGK止められず。

失点してから日本も攻勢に出て、チャンスを作り始めました。
前半30分、平川くんの浮き球での裏へのパスに抜け出した山田くんがゴール。
これがこの試合初めてのシュートでしたが、平川くんのパスが良かった。

相手の運動量も落ちてきて、そのまま日本のペース。
前半42分に山田くんのグラウンダークロスを前でFWが横切ったせいで
イラクGKが触れずそのままゴールへ。前半のうちに逆転できました。

2-1で折り返した後半、日本に決定機がいくつもありましたが、
GK、バー、ポストに阻まれ得点ならず。これが1つでも決まっていれば
そのままゲームをコントロールできたかも。

その後、イラクに追いつかれ同点。さらにPKを与えた上にCBが退場で
10人となった日本。PKを決められ、終了間際にもPKで失点。
結局2-4での敗戦となりました。

今大会良かったもは、久保くんと平川くんのFC東京U-18の2人かなぁ。
GKの谷くんは足元の上手さを見せましたが、終盤に飛び出してかわされたシーンが
2つありました。どちらも失点は免れたものの、よくないプレーです。

この悔しさと課題を持って、U-17 W杯に挑んで欲しいと思います。

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