三浦弦太キャプテンの「コイントス無双」が続き8連勝で無事残留を確定させました。

このコイントスでキックオフのサイドを変更し、後半ホームのゴール裏をバックで守り切るように
指示を出したのは宮本恒靖監督。

それで守りきれるようになり、三浦弦太もコイントスで勝ち続けて、全てサイドを変更。
結果的に連勝をもたらしたわけですが、選手をポジティブにさせたことは間違いありません。

宮本監督は頭脳派・クールなイメージですが、決して「流れ」とか「」を気にしないわけでもなく
清水戦の後にはゴールマウスにお礼を言いに行くほど、「」を大事にしていたくらいです。

自分も選手も、メンタルにプラスでポジティブになれるなら積極的に取り入れるということでしょう。

残留争いではネガティブで無難なプレーを選びがちで、それが悪循環になるものですから
ポジティブなメンタリティにすることは監督にとっては重要なことですしね。

そして宮本監督と「サイドの変更」 と言えば、忘れてはいけないのは2004年のアジアカップ。

PK戦までもつれた準々決勝のヨルダン戦で、日本の選手が2本連続失敗したところで
レフェリーにかけあってサイドを変更させ、それがPK戦の大逆転に繋がりました。



宮本監督はあの時を振り返って「とにかく流れを変えたかった」と言ってました。

今回の連勝で「サイドの変更」は宮本監督の「伝家の宝刀」になったかもしれません。
またシーズンの途中で流れが悪くなっても、サイドの変更で選手が「悪い流れを断ち切れる」と
感じてプレーがポジティブになればそれで十分。そう思えるだけの結果を作りましたしね。

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