アジアカップ2019決勝の相手は2022W杯開催国のカタール。
怪我の遠藤に代わって塩谷がボランチに入りました。

今大会を通して、イラン戦を除けば試合の入りがイマイチなのですが、この試合も決して良くない。
遠藤欠場の影響もあるのかもしれないけど、ボールの取りどころが定まらず、マイボールでは
テンポよく繋がらない。

逆にスピードがあるカタールの攻撃に後手に回る場面もあり、前半12分にオーバーヘッドで
ゴールを決められて失点。

先制されてエンジンをかけたいところですが、効果的な攻撃を繰り出すことはできずに
前半24分にはゴラッソミドルを決められて2点目を奪われました。この後も決定機はなく0-2で前半終了。

後半は開始からサイドの深いところを突いてCKを奪ったり、相手ボールもすぐに奪い返して
連続攻撃を繰り返しました。この内容を前半からやってればなーという感じです。

その後もずっと日本のターンで進み、カタールは割り切ってカウンター狙い?
このまま行けば、相手の足が止まるかなーと思っていた通りどんどんゴール前に迫り
後半24分に塩谷のパスから南野がうまく抜け出してゴール!

これで1点差として一気にムードは良くなりました。この後も攻撃を続けてチャンスを作りましたが
カウンターから大ピンチになりかろうじてシュートブロックでCKに逃れますが、このCKの中で
吉田のハンドの判定がありPKに。これを決められて1-3となり追い上げムードが消沈。

試合はこのまま1-3で終了。5度目のアジア制覇はならず、準優勝で終わりました。
カタールはいいチームですね。前の選手は脅威なのと、球際が強かった。

森保監督の良いところも悪いところも出た大会だったと思います。
イラン戦のような試合が常にできればいいけど、微妙なバランスで成り立ってる感じかなぁ。
まだ就任して半年なのでしょうがない面もありますし、試合の中での修正は効果的だった。

堂安に続いて冨安がポジションを掴んで、東京五輪に向けて攻守の核が出来たのは良かったかな。

エル・ゴラッソ 特別編集 2019 アジアカップ 完全ガイド

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